須田悦弘展
須田悦弘展
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本物の草花と見紛うほどの精緻な木彫作品で知られる須田悦弘(1969-)。当館で2006年夏に開催された個展のカタログです。
精巧に彫りだした草花に着彩を施し、まるで本当にそこに生えているかのように見せる卓越した木彫技術。それと並んで、自ら展示空間を創出したり、時としてどこに作品があるのか分からない( あるいは見逃してしまう)ような思いがけない場所に展示するといった独創的な空間の扱い。こうした、見る者に与える「心地よい二重の驚き」が須田悦弘という作家の大きな特徴です。
当館では、床面積約650㎡・天井高約7mという大きな展示室に対し、極限ともいえるほど密かにさりげなく108つの小さな木彫作品《雑草》を配するという、須田ならではの潔い展示が大きな話題となりました。 (会期は2006年7月16日-10月1日)
カタログには担当学芸員によるインタビューのほか、見開きのカラー図版などを掲載。谷口吉生の設計による建築空間をいかに須田が見立てて作品にとりこんでいるかといった見どころが充分に記録されている内容です。
また、袋綴じの内側の一部分にひそかに作品の写真が印刷されているなど、装丁にも展覧会の魅力が凝縮されており、手にとってじっくり見ないと分からないユニークなしかけのあるカタログです。
(CONTENTS)
・インタビュー 須田悦弘
・須田悦弘―《雑草》がみせるもの 植松由佳
・作品図版
・略歴
・作品リスト
サイズ
横:15.8cm × 縦:21cm × 高さ:2cm
その他、特記事項
日英併記、A5判、袋綴じ、全118ページ、図版見開き32ページ(巻末図版含む)
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