手探りのキッス 日本の現代写真

2002年2月10日(日)-4月7日(日)に開催された「手探りのキッス 日本の現代写真」展の関連書籍です。
1990年代に入り、写真にその新しい表現を求めた若手のアーティストが多く輩出しました。今までにないヴィジョンを確立しようとする彼らの試みは、若い世代の観客からも絶大な支持を受けています。「身体性」「他者性」「マルチカルチャリズム」「引きこもり」「ジェンダー」等をキーワードとする彼らの作品を通して、まるで暗闇を手探りして楽しむように未来への価値観の変動を探ろうとしていくものです。（展覧会紹介文より）

〈出品作家〉
米田知子
小林伸一郎
渡辺剛
市川美幸
楢橋朝子
鯉江真紀子
鷹野隆大
鈴木涼子

〈CONTENTS〉
・刊行のことば
・「写真」をめぐる私的なエピソード（森村泰昌）
・図版
・手探りのキッス 日本の現代写真（笠原美智子）
・現代美術と写真ーpast/present/future（植松由佳）
・作品リスト/作家ステートメント/作家略歴
・Artist Statement
・Kiss in the Dark Contemporary Japanese photography（Kasahara Michiko）

発行：株式会社淡交社／2001年9月

サイズ

横:19cm × 縦:23.9cm × 高さ:1.4cm

その他、特記事項

日英併記、全168ページ（カラー図版89ページ）、ソフトカバー